コーヒーフィルターによる味の違い
コーヒーフィルターによる味の違い
コーヒーフィルターには、漂白された白いフィルターと無漂泊の茶色いフィルターがあります。
また、メーカーや素材、形による違いもあるため、何がどのように違うのかという疑問を持っている方は多くいると思います。
今回は、コーヒーフィルターを水に浸して、フィルターの香味の違いについて検証していきたいと思います。
検証
・カリタのフィルター(白、茶)
・メリタのフィルター(白、茶)
・ハリオV60用のフィルター(白、茶)
・当店で扱っている三洋産業のアバカフィルター(白、茶)
・100円均一で買ったペーパーフィルター(白)
で実験しました。
◆素材と生産国
・カリタのフィルター(白、茶)
- 素材・材質:針葉樹パルプ
- 生産国:日本
- 素材・材質:紙パルプ
- 生産国:ドイツ
- 材質:バージンパルプ
- 原産国:日本
- 素材・材質:非木材のアバカ(マニラ麻)と木材パルプ、(圧着部分)接着剤不使用
- 原産国:日本
◆匂い
・メリタ … 無臭
・カリタ … 紙の匂いがする
・三洋産業 … 無臭
・100円 … 紙の匂いがする
◆コーヒーの香味
・メーカー … 透き通っていてクリアー
・100円 … 若干濁っていて雑味が感じられる
まとめ
メーカーのコーヒーフィルターはコーヒーを抽出するために最適な ペーパーの厚みや質感であるのに対し、 100円均一のコーヒーフィルターは価格を抑えたため、コーヒーを抽出するにはあまり適さない「紙」になっていると感じました。
抽出(透過)速度は、早すぎるとコーヒー成分が十分には抽出されませんが、 逆に遅すぎると雑味などが抽出されてしまうため、風味に与える影響はかなり大きかったです。
コーヒーは嗜好品
コーヒーフィルターにも素材や形に違いがあり、その違いによってコーヒーの風味も変化します。
好みの香味に出会うヒントにしていただけますと幸いです。
当店で取り扱っているコーヒーメーカーのご紹介
「アバカコーヒーフィルター」
特徴
アバカ(マニラ麻)は、木材の4倍の強度を持ち、針葉樹の半分の細さのパルプ(繊維)が得られる為、通液性が良くしなやかで丈夫であることが特徴です。
アバカフィルターペーパーは、このマニラ麻が含まれております。
漂白方法は酸素漂白
酸素を使用した漂白なので安全でとっても安心です。
ご購入は こちら