＜キューバ共和国＞

１９０２年に米国から独立したあと、１９５９年にキューバ革命がおきてカストロ政権が続いている。
国土は東西に長い島国で、面積は日本の本州の約半分、人口は1１２４万人。人種はおおよそ、欧州系約２５％、アフリカ系約２５％で残りの５０％が混血ハーフ。
主要産業としては観光業、農業（砂糖、煙草、柑橘類）で、コーヒー豆は日本とフランス向けが７０－８０％を占めている。

キューバコーヒーの歴史

キューバのコーヒーの歴史は１７４８年にスペイン人のドン・ホセ・ヘラルドがハイチのコーヒー農園から豆を持ち帰ったのが始まりだといわれてます。キューバのコーヒー豆は全島で栽培されていて、東部で７０％、中部２０％、西部１０％が収穫されます。
もっとも高級な豆はクリスタルマウンテンで、水晶が取れる山岳地帯で栽培されてることからその名が付けられています。クリスタルマウンテンを筆頭にサイズの大きさで、ＥＴＬ、ＴＬ、ＡＬと等級分けされていて、品種としてはカトゥラ、ティピカ、カトゥアイのソフトな香味が楽しめる特徴を持ってます。クリスタルマウンテンに関しては日本がほぼ独占輸入してます。

産地情報

「クリスタルマウンテン」は年間を通じて豊富な雨量と涼しい気温、厳しい日差しも日陰樹の葉を通してコーヒーの樹に適度にあたり、良いコーヒー豆の条件となります。 ジャマイカのブルーマウンテンと肩を並べるクリスタルマウンテンの香味をお楽しみ下さい

香味の特徴とロースト選択

カリブ海産特有の円やかな香味が特徴ですので、軽いミディアムローストがお薦めです。クセの無い軽いコーヒーがお好きな方にはシティローストがお薦めです。 それ以上の深煎りにしてしまうと焦げっぽさが勝っるように感じました。


酸味（ACYDITY）　 …　★☆☆☆☆
コク（BODY）　　　…　★★★☆☆
風味（FLAVOR）　　…　★★★★☆
香り（AROMA）　　…　★★★★★