タンザニアコーヒー協会のコンクールで金賞を受賞

モンデュールの歴史

タンザニア北部の高地モンデュールの斜面にあるこの農園は、1931年イタリア人のCONT DAVICO氏によって開拓されました。氏は再開拓途中の1983年に亡くなりましたが、息子兄弟のCORRADO DAVICO氏とRUGGERO DAVICO氏が「特別なコーヒーを飲みたい人に供することができる良質なコーヒーを作る」という父親の遺志を継いで同農園を経営してきました。現在は、Burka Estate Ltdに農園経営をゆだねております。

理想的な環境

コーヒー生産に理想的な海抜1650〜1840m、火山灰層だがMONDUL山麓の森林の恵みとも言える腐葉土と地下水の恩恵を受け、シェードツリーの作る日陰でティピカ種とブルボンの配合種のケント種が栽培されています。イタリア人ならではの近代的な生産手法、品種の限定、剪定のサイクル化(農園には植木職人が常駐しており、カットバック1年未満、1年後、2〜3年後、翌年カットバック予定の4グループに分けて収穫サイクルを設定)など、長年の努力の結果、見事タンザニアコーヒー協会のコンクールで金賞を受賞しました。

香味の特徴

農園創業者の遺志から長年「特別なコーヒーを飲みたい人へ」のマインドは伝承された、本物のキリマンジャロコーヒー。

甘いチョコレートの香り。しっかりとしたボディ、柑橘系のほどよい酸味。
チョコ、レッドワイン、フローラル、シルキーマウスフィール、クリーンカップ、フルーツ系の芳醇で複雑な風味と、クリーミーな後味がたのしめます。

酸味（ACYDITY）　 …　★★★☆☆
コク（BODY）　　　…　★★★★☆
風味（FLAVOR）　　…　★★★★☆
香り（AROMA）　　…　★★★★☆